賃貸物件に付いていると嬉しい備品。
みなさん、こんにちは。アイナ不動産の鈴木です。
アパートなどの賃貸物件は物件ごとに室内に付いている設備が違いますね。
しかし、最近は空室対策として室内の設備を充実する物件が多く、エアコン・トイレの温水洗浄便座・カメラ付きインターホンなどが付いているのが当たり前という傾向になっています。
空室対策として室内の設備を充実することはもちろん大切ですが、付いているとちょっと嬉しい備品もあります。
空室対策にもなるちょっとした備品の設置。
エアコン・カメラ付きインターホン・温水洗浄便座・洗面化粧台・浴室暖房乾燥機など、いまは賃貸物件でもさまざまな設備が付いていますね。
しかし、設備が充実している物件でも室内の照明器具やガスコンロといった備品については入居者が準備しなければならないといった物件も少なくありません。
照明器具やガスコンロは一般的なものであればそこまで高くはありませんが、入居するときに準備しなければならないと思うと、その手間が煩わしく感じることもあります。
もし気になる物件があって悩んでいるとき、立地も築年数もほぼ一緒なのに片方は照明器具やガスコンロが最初から付いている、もう一方は照明器具やガスコンロが付いていない物件だった場合、どちらを選びますか?
サービス品とすることで貸主の負担も軽減。
貸主で設置した備品を設備として貸すのか、それともサービス品とするのかで入居後の取り扱いが変わってきます。
設備として設置しているものというのは、あくまで貸主の所有物ですので入居中に故障してしまった場合は貸主が修理費用や交換費用を負担しなければなりません。
照明器具やガスコンロなどの備品も設備として含めるのであれば、入居中の修理費用や交換費用は貸主が負担しなければならなくなります。
空室対策で設置した備品も入居中の面倒まで見なければならないとなると、貸主の負担ばかりが増えて大変と思われるかもしれません。
そのような場合は照明器具やガスコンロを『サービスで設置した備品』とするのはいかがでしょうか。
『照明器具やガスコンロは貸主のサービスで設置している備品で、入居中に修理や交換が必要となった場合は入居者の負担となる』という旨を契約書に記載しておきましょう。そうすることで設置に関しての負担は生じますが、入居中の負担までは負わなくて済みます。
備品の有無も差別化になります。
空室対策として大切なことは競合する物件との差別化を図ることです。
差別化を図るためにはさまざまな方法があり、これまでは室内の設備を充実させることで差別化を図ってきました。
しかし、室内の設備を充実させている物件が増えてきている今の状況では、同じ設備を設置しただけでは差別化を図ることが出来なくなっています。そのため、照明器具やガスコンロなどといった備品を設置することも立派な差別化となります。
一般的な照明器具を設置するのも良いかもしれませんが、リビングにはファン付きの照明を設置して豪華なイメージを持たせたり、ガスコンロではなく据置型のIHクッキングヒーターを設置するなど、設置する備品をちょっと工夫するだけで室内の雰囲気を変えることもできます。
競合する物件から一歩抜け出た物件になるため、この機会にちょっと豪華な備品を設置して設備をさらに充実させてみるのはいかがでしょうか。
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