アイナ不動産〔Aina real estate〕
平日 9:00~17:30
土・日・祝日 9:30~16:00
不定休
2020年08月10日
アイナ不動産のブログ

『改正民法』の施行により連帯保証人契約に〔極度額設定〕が必要となりました。

みなさん、こんにちは。アイナ不動産の鈴木です。

新型コロナウイルスによる感染症が騒がれる中で、2020年4月1日『改正民法』がひっそりと施行されました。それに伴い、連帯保証人契約を行う場合〔極度額設定〕が必要となりました。

『改正民法』に関する内容では、連帯保証人付き契約を行うときの注意点もお伝えしておりますが、連帯保証人契約を行なう場合の〔極度額設定〕とはどういったものなのでしょうか。

関連記事:怖がる必要はない⁉『民法改正』のいろいろ

連帯保証人契約を行なう場合の〔極度額〕とは?

一般的に〔極度額〕とは、「根抵当権により担保することができる債権の合計額の限度」を意味します。

2020年4月1日の『改正民法』施行以降に居住用物件の賃貸借において連帯保証人付きの契約(個人保証)を行なう場合、〔極度額〕を設定する必要があります。この〔極度額〕の設定がされていない連帯保証契約の場合、連帯保証人ではないという扱いになってしまいます。

この内容を〔極度額〕の意味から考えると、難しくてぜんぜん分かりませんね。

〔極度額〕の意味を居住用賃貸借契約の連帯保証人の場合に置き換えると、連帯保証人の責任限度額、保証の上限額という意味になります。つまり、借主が家賃を支払わなかった場合に連帯保証人が代わりに支払う限度額という意味になります。

しかし、賃貸借契約における連帯保証人の役割は家賃の保証だけではありません。金銭面では、各種違約金や万が一の時の原状回復費用・損害賠償費用なども保証していただくことになります。

そのため、賃貸借契約における連帯保証人の〔極度額〕をいくらで設定するのかが難しい判断となります。

〔極度額設定〕を行なう場合の具体的な金額はいくらが妥当か?

賃貸借契約における連帯保証人の役割は毎月の家賃の保証だけではありません。各種違約金や万が一の時の原状回復費用・損害賠償費用などの金銭面のほか、入居中に借主が起こしてしまったトラブルの処理などを連帯保証人にお願いするケースもあります。

賃貸借契約においても連帯保証人の役割はとても重大となりますが、〔極度額設定〕の金額をいくらで行なえば妥当なのか分からない方も多いかと思います。

なお、連帯保証契約で〔極度額設定〕を行なう場合は連帯保証人の合意が必要となります。貸主が一方的に極度額を決めてしまうと、〔極度額設定〕に連帯保証人が合意していないものとみなされてしまい、連帯保証契約自体が無効となってしまいます。

高額な金額の設定はもちろんできない〔極度額設定〕ですが、現段階では「家賃の12か月~24か月分」が一般的に妥当と思われる金額と考えられております。

なお、連帯保証契約書に極度額を記載するときは注意が必要です。極度額を「賃料の〇か月分」といった漠然とした表記をしてしまうと〔極度額設定〕がないものとみなされてしまい連帯保証契約が無効となる可能性もあります。

そういった事にならないよう連帯保証契約に極度額を表記をするときは、具体的な数字で金額をはっきりと明示するようにしましょう。

これからは保証会社の利用も考えてみましょう。

賃貸物件の募集条件で保証会社の利用が必須となっている物件が数多くあります。

しかしながら、「連帯保証人になってくれる人がいるのに、こちらでお金を払って保証会社を利用しないといけないのか?」と物件をお探しの方から質問されることもあります。保証会社はお金が掛かるので使いたくない事情も分かります。

そういった質問があると、これまでは仲介業者の回答として「この物件を契約するときの条件なので...」と曖昧な回答しかできなかったかもしれません。

しかし、『改正民法』の施行により連帯保証人を付けて契約することが難しくなるのであれば、これからは保証会社を利用することも考えなければなりません。

保証会社を利用するには確かに保証料の支払いが借主の負担となりますが、これからはそのような質問があった場合、「改正民法が施行されて、連帯保証人契約を行なうのが難しくなった」と回答しましょう。

なぜならば、『改正民法』の施行により連帯保証人付きの契約を行なう場合の手続きがややこしくなってしまったのは事実ですから仕方がありませんね。

弊社では不動産をお持ちのオーナー様からのお問合せをお待ちしております‼

「遊休地があるけど、どうしたらいいかわからない...」「処分したい土地・建物がある...」「長く空いてしまっている部屋がある...」「空いた部屋の入居者が決まるか心配...」など、お悩みのオーナー様からもお問合せをお待ちしております。

『小さな不動産屋さんだからこそできること』をモットーに、オーナー様のお悩みが解決できるよう精一杯サポート致しますので、ぜひアイナ不動産をご利用ください。

 

 

この記事を書いた人
鈴木 貴彦 スズキ タカヒコ
鈴木 貴彦
生まれも育ちも宮城県石巻市です。 建設業から不動産業に転職して10数年、不動産業では賃貸・賃貸管理・売買と不動産に関する業務全般に携わってきました。建設業時代に培った技術で設備のちょっとした不具合などの修繕も行なっています。 〔アなたのイ~ナがきっとみつかる〕よう精一杯お手伝いをしておりますので、石巻市や近隣エリアで不動産物件をお探しの際はぜひお声掛けください!
arrow_upward