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2020年11月15日
アイナ不動産のブログ

賃貸物件の入居者保険、更新を忘れていませんか?

みなさん、こんにちは。アイナ不動産の鈴木です。

2020年もあっという間に残り2か月を切りましたね。今年は新型コロナウイルス感染症の影響に翻弄されて大変な年になりましたが、間もなく師走がやってきます。忙しいときこそ忘れ物にお気を付けください。

忘れ物と言えば、賃貸物件に入居する際に加入した入居者保険の更新をうっかり忘れてしまう方もいらっしゃいます。何かあってからでは遅いので、入居者保険に加入しているか一度確認してみましょう。

賃貸物件に入居する時に加入する保険の役割とは?

貸主と直接契約する個人間で賃貸借契約を結ぶ場合を除きますが、不動産仲介業者などを通してアパートなどの賃貸借契約を結ぶ際は、必ず入居者保険への加入をお願いされます。

賃貸物件の募集広告などにも記載がありますが、入居者保険へ加入することが賃貸物件を契約するための条件のひとつとなっています。

この入居者保険ですが、建物の火災保険と勘違いされる方も多くいらっしゃいますが、一般住宅用と賃貸住宅用の保険では補償される内容が異なります。

一般住宅用の火災保険の場合、補償の対象となるのは建物や家財です。しかし、賃貸物件用の入居者保険の場合、補償の対象となるのが保険契約者の家財のほか、保険契約者やその家族が貸主や第三者に賠償責任を負うような事故を起こしてしまった時の補償も対象とされている保険となっています。

入居者が貸主や第三者へ賠償責任を負うような事故を起こしてしまった場合、事故の内容によっては貸主や第三者に対する賠償金が高額になってしまうことも多くあります。そのため、入居者の負担を軽減する目的も含めて入居中は入居者保険へ加入することをお願いしています。

賃貸物件で発生する入居者が賠償責任を負うような事故とは?

賃貸物件に入居しているときに、入居者が貸主や第三者に賠償責任を負うような事故が起きるとはどのようなケースなのでしょうか?

入居中に起こりやすい事故として最も多いのが「水漏れ事故」です。

「水漏れ事故」といっても給水管や排水管を原因とする事故ではなく、よくある事故として、引越し後に初めて洗濯機を使用した際に給水ホースや排水ホースの接続が不十分だったために使用中にホースが外れ、階下に水が漏れてしまうという事故があります。

その他にも、洗濯機へ浴槽からお湯を汲み上げるホースを使用していた時に何かの拍子でホースがずれてしまい階下に漏水してしまう事故などです。

そのほかにも、入居者が賠償責任を負ってしまう事故として、2階以上の部屋にお住まいの方がバルコニーに干していた洗濯物や仮置きしていた荷物が強風で飛ばされてしまい、駐車していた車両にぶつかってしまい傷を付けてしまうということもあります。

また、寒い時期には給湯器の凍結防止対策を怠ったことにより、給湯器が凍結によって壊れてしまうといった事故があります。冬場の凍結防止対策は入居者に管理義務がありますので、管理を怠ったことによる凍結事故は入居者に賠償責任が発生してしまいます。

入居者に起こる事故というのは過って起こしてしまうものが多いですが、被害を与えてしまった相手に対しての賠償責任は負ってしまいます。そういった事故が起きても入居者の負担を軽減し、入居者を保護する目的でもあるのが入居者保険ということになります。

入居者保険に加入していないとどうなる?

万が一、入居中に賠償責任を負うような事故を起こしてしまったとき、入居者保険に加入していなかったらどうなってしまうのでしょうか?

入居者の方に過失がある以上、被害を与えてしまった相手への賠償責任からは免れることはできません。入居者保険へ加入していない場合、被害者への賠償金は加害者である入居者が実費で支払うこととなります。

なお、2階以上に住んでいた場合に水漏れ事故などを起こしてしまうと、階下への被害の状況次第では被害箇所が広範囲となってしまい、修繕費が100万円を超えてしまうこともあるため、加害者が支払う賠償金も高額となってしまいます。

また、入居者保険に加入していない場合、水漏れ等による被害を受けた場合でも全て補償されない場合もあります。

もし、あなたが1階の部屋に住んでいるときに2階から水漏れがあり、あなたの家財等が濡れてしまって汚れたものや壊れたものがあった場合、2階の方の賠償保険で全て補償されると思いますか?

じつは、加害者の賠償保険だけでは全てが補償されません。自分の家財は自分で守る必要があるため、保険に未加入の場合はほとんど補償されないこともあります。

自分が入居者保険に加入していない場合、たとえ被害を受けた側であったとしても、加害者側の賠償保険では家財に対する被害の全てが補償される訳ではないので、自分の家財は自分が加入する入居者保険で守る必要があります。

保険の更新を忘れていた場合、今からでも加入することをお勧めします。

賃貸物件に入居するときに加入した入居者保険は、保険期間が1年間または2年間となっていますが、余程の事情が無い限りは保険期間を2年間で契約します。

それは、入居する部屋の賃貸借契約が2年毎に更新が必要となる契約の場合が多く、賃貸借契約期間に合わせて入居者保険も2年間の保険期間で契約することが多いためです。

部屋も保険も契約期間の満期が近づくと更新のお知らせが届きます。なお、契約期間満了のお知らせというのは少し早めに届くようになっていますので、まだ契約期間が残っているからと安心してはいけません。

引越し予定があるなど、特段の事情がなければ早めに更新手続きを行うことが1番です。

なお、保険契約期間の満期を過ぎてしまっていた場合、保険契約の更新ではなく新規加入での契約扱いとなりますが、再度入居者保険に加入することができる場合もあります。その場合は、入居者保険の担当窓口の方に相談してみましょう。

何かが起きてしまってからでは遅いのが保険契約です。自分自身の家財を守るためにも、この機会に入居者保険へ加入しているかをもう一度確認してみることをオススメ致します。

この記事を書いた人
鈴木 貴彦 スズキ タカヒコ
鈴木 貴彦
生まれも育ちも宮城県石巻市です。 建設業から不動産業に転職して10年以上が経ち、不動産業では賃貸・賃貸管理・売買と不動産に関する業務全般に携わってきました。建設業時代に培った技術で設備のちょっとした不具合などの修繕も行なっています。 〔アなたのイ~ナがきっとみつかる〕よう精一杯お手伝いをしておりますので、石巻市や近隣エリアで不動産物件をお探しの際はぜひお声掛けください!
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