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2020年08月21日
アイナ不動産のブログ

2020年4月1日『改正民法』が施行されましたが怖がる必要はありません。

みなさん、こんにちは。アイナ不動産の鈴木です。

2020年4月1日『改正民法』が施行されましたが、賃貸物件の貸主や不動産仲介業者の方も身構えていたことかと思います。ただでさえ、賃貸借契約に関しては貸主の負担が多くなってきているなかで、『改正民法』の施行によりさらに貸主の負担が増えるのではと感じている方も多いかもしれません。

この『改正民法』は、改正される要点をしっかりと理解さえしていれば怖がる必要はありません。今回は『改正民法』施行後に賃貸借契約を締結する時の連帯保証人について、注意点をお伝えしたいと思います。

〔連帯保証人〕の役割とは何か?

「連帯保証人になってもらえませんか?」

いくら仲の良い友人からの頼みでも、こんな話しをされたらどう思いますか?

〔連帯保証人〕とは、債務者が金銭を返済しない場合に債務者に代わって借金を返済することを約束した人が保証人となりますが、保証人に与えられる催告・検索の抗弁権を排除された人を連帯保証人といいます。

つまり、連帯保証人になるということはとても重い責任を負うことを意味します。そんなのは誰でもなりたくは無いですね。

 

私も20代前半の頃、知人から相談され連帯保証人の意味をよく理解せずに引き受けてしまったことがあります。

〔自動車の修理代金に関するローン〕ということで金額は20数万円という説明だったので渋々引き受けましたが、案の定本人からの支払いが何度も遅れてしまい信販会社から私に連絡が来てしまいました。

ローンと聞いていたので残額は少なくなっていると思い信販会社に残額を確認したところ「借入残額は50万円です」という回答がありましたが、私は残額が増えていることの意味が分かりませんでした。

よくよく内容を確認すると〔自動車の修理代金に関するローン〕ではなく、50万円までの借入、ようするにキャッシングの連帯保証人を引き受けていたということをその時に知りました。

 

私がそれ以来、「連帯保証人」というワードに敏感になったのは言うまでもありません。

 

〔賃貸借契約における連帯保証人〕の役割とは何か?

「連帯保証人くらい俺がなってやるよ」

以前にこんなことを耳にする機会がありました。本当に何かあったら責任を取ってくれるのでしょうか?賃貸借契約において、連帯保証人を付けていただかなければならないケースもありますが、果たして連帯保証人の役割とはどこまでの範囲になるのでしょう。

〔賃貸借契約における連帯保証人〕というと、借主が家賃を支払わなかったときに代わりに支払いをするというイメージが一般的ではないでしょうか。間違いではありませんが、それは連帯保証人に関する役割の中の一つにしか過ぎません。

賃貸借契約を締結するときの連帯保証人の役割とは「本人(借主)に係る債務(賃貸者契約の内容)を一緒に遂行(守り続ける)しなければならない」ということになります。

簡単に言うと「借主が何らかの問題を起こした場合、本人(借主)に代わってその責任を連帯保証人が取ってください」という感じになります。

つまり、賃料の支払い義務に関しては勿論ですが、入居中のトラブル・退去時の原状回復に伴うトラブル・万が一の場合の残置物撤去など...要するに借主と同じ責任を負うことになるため、連帯保証人は非常に重い責任と言えます。

『改正民法』施行後の連帯保証人付き契約を行なう際の注意点。

従来、連帯保証人付きにて賃貸借契約を締結する場合、連帯保証人には賃貸借契約書や連帯保証人引受承諾書への実印による記名・押印、印鑑証明書を提出していただくなどといった手続きを行っていました。

なお、『改正民法』施行後の手続きも原則は変わりありませんが、賃貸借契約書の連帯保証人に関する記載内容に注意が必要となります。

居住用と事業用、個人保証か法人保証かでも異なりますが、居住用の賃貸物件にて個人保証で連帯保証人契約を行なう場合、賃料保証における〔極度額設定〕が必要となります。

この〔極度額設定〕がないと、連帯保証契約自体が無効とみなされてしまい、連帯保証人ではないという扱いになってしまいますので注意が必要となります。

賃貸借契約における連帯保証人の役割は幅広いです。滞納賃料だけの保証ではありませんので〔極度額設定〕をどれ位で設定すると良いのかは悩ましいところですが、上限金額が定まっているわけではありません。

だからといって賃料に対して不釣り合いな設定をすると連帯保証人を引き受ける人はいなくなりますので、〔極度額設定〕については十分な検討を行ないましょう。

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この記事を書いた人
鈴木 貴彦 スズキ タカヒコ
鈴木 貴彦
生まれも育ちも宮城県石巻市です。 建設業から不動産業に転職して10年以上が経ち、不動産業では賃貸・賃貸管理・売買と不動産に関する業務全般に携わってきました。建設業時代に培った技術で設備のちょっとした不具合などの修繕も行なっています。 〔アなたのイ~ナがきっとみつかる〕よう精一杯お手伝いをしておりますので、石巻市や近隣エリアで不動産物件をお探しの際はぜひお声掛けください!
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