空室の部屋が決まらないのは家賃が高いからと思っていませんか?
みなさん、こんにちは。アイナ不動産の鈴木です。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、賃貸経営を行なっているオーナーさんも少なからず影響を受けてしまった方もいらっしゃるかと思います。
しかし、今は焦らずにじっと我慢をするときです。入居者が決まらないからと焦って賃料を下げてしまうのはやめておきましょう。
空室の部屋が決まらないのは家賃が理由ではありません。
春先の繁忙期中に入居者が決まらないとそれ以降は少なからず賃貸物件を探す方はいらっしゃいますが、引越しを急いでいない分お部屋がなかなか決まらない状況が続いてしまいます。
今年に限って言えば、新型コロナウイルスの影響で引越しを取り止める方や延期する方なども多く、かなり厳しい状況が続いております。
こういった状況下ですので、家賃を下げれば決まるという訳ではありません。この状況がいつまで続くかによって、賃貸物件の今後の家賃相場に大きく影響をおよぼすことが予想されますので、今年は様子を見ることが一番です。
繁忙期以降に空室の部屋がなかなか決まらないのは家賃が高いなどの理由ではありません。引越しを検討していてもすぐに引越しができる状況ではないため、物件を探している方たちも様子を見ているためになかなか決まらない状況が続いてしまっています。
まずは室内の設備をもう一度見直してみませんか?
新型コロナウイルスによる影響がいつまで続くかは分かりません。しかし、今はできることを行なって、いつでも入居が出来る状態を維持していくことが大切になります。
そのためには、まずは室内の設備をもう一度見直してみましょう。
いま付いているエアコンは古くなっていませんか?10年近く経過しているのであればそろそろ交換時期となります。ご自宅用であれば壊れなければ交換する必要はありませんが、賃貸用は古くなってきているのならば壊れる前に交換しておいた方が良いです。
また、インターホンはカメラ付きになっていますか?最近は築年数が経過している物件でもカメラ付きインターホンが設置されています。まだ、カメラ付きインターホンにしていないのならば、これを機に交換してみてはいかがでしょうか。
トイレは温水洗浄便座付きですか?いまは度の物件も標準装備のひとつになりつつあります。これが付いていないだけで候補から外されてしまう場合もあります。
同じような間取や賃料の物件で迷っている場合、設備が充実している物件のほうが決まりやすいのは当たり前です。
家賃を下げても決まらないのは室内の設備に問題がある場合もありますよ。
契約金の負担を減らしてあげることを考えてみませんか?
賃貸物件を契約するときの諸費用は少しづつ高くなってきています。家賃の保証会社の初回保証料や24時間緊急サービスの契約料など、借主が負担する金額が以前よりは多くなっています。
そのため、お部屋が気に入っても契約金の予算オーバーで見送りになってしまうという事は稀ではありません。
借主に全て負担させるのではなく、貸主で負担できる部分は貸主が負担することで契約金の負担を減らしてあげることもできます。
たとえば、契約時の仲介手数料や入居時の鍵交換代を貸主が負担してあげるのはいかがでしょうか。それ以外にも、保証会社の初回保証料などを貸主が負担してあげるのも良いかと思います。
その他にも契約金の負担を減らしてあげる方法はいろいろあります。同じような間取や賃料の物件で悩んでいる場合、契約金に極端な違いがあれば安い方が選ばれやすいとは思いませんか?
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